出発します。

さて、佐賀県の陶芸家さんとこに行ってきます。

下道で…

日暮窯。

黄瀬戸雲型向付、黄瀬戸千鳥平向付。

今年、宮崎から帰って来て気に入って買った器です。
陶芸家の江藤さんから今日勉強させていただいたのですが、黄瀬戸の特徴は面(おもて)の釉薬が後ろのつらに出てくるそうです。これを見ると確かに釉薬が後ろに出てます。器の黒い点(銅)が裏にもにじんで出てます。
これまた一つ勉強させていただきました!!

器にも色々な技法があるんだなと考えさせられました!!日々精進です…

器一つとっても奥が深い…

熊本へ…

今日は一昨年福岡の全国陶器市で知り合った熊本の陶芸家さんが個展をするんで行って来ます。

新作もこさえたという事でワクワクしちょります!!
楽しみです。

さてさて。

今日は高千穂のホテルの厨房を視察に行って来ます。

岡山 その2。

美味しい夕食と美味しいお酒をいただいた次の日の朝はゆっくりめの起床です。お二人に朝はゆっくりして下さいとの事でしたのでお言葉に甘えさせていただきました。

私が起きて食卓につくとオーブンでパンを焼いてもらい、挽きたてコーヒーをいただく…幸せな時間です。

朝食をいただいた後は細川敬弘先生と近所の吉井川の横をしゃべりながら歩く。都会では味わえない空間と時間、お二人からのおもてなし…
この岡山で過ごした時間は私もこれから旅館をやっていくうえで非常に勉強させていただきました。
人工的に作られた楽しい場所や時間、それとは反対に田舎の自然な場所だからこそ味わえる時間、どちらがいいかこの二つに正解もないですし不正解もない。自分の気持ち一つでどちらとも楽しい時間になると思います。

細川敬弘先生、かおりさんお二人の気さくな人柄、優しさなどが器に形となって出てくるんだと思います。これからもお互いに刺激しあって生きて行きたいです。岡山で過ごした時間は勉強になりました、ありがとうございます。

岡山。

岡山の夜は陶芸家の細川敬弘さん宅でお世話になりました。

この次の日のお鮨屋さんにここから近い場所ということで泊めていただく事になりました…

器に囲まれての生活って贅沢です!!いいです。

夕食はチキンカツ、ポテトサラダ、胡瓜と若芽の酢の物、白菜の胡麻和え、胡瓜スティック、自宅裏で育ててる自家栽培の野菜サラダでした。作ってくれたのはお嫁さんのかおりさんです。

ずっと料理屋さんでの食事だったので、こういう家庭料理がとても新鮮で美味しかったです。心に残りました…何とも言えません。

急にお伺いして、泊めていただき夕食まで…本当にありがとうございました。

岡山 その2。へ…

神戸です。

今日はフレンチのラッフィナートさんへお邪魔します。

昨日は陶芸家の吉井史郎さんのとこに行って来ました。器渋い…
いろいろまたお話をさせていただきました。やっぱりいいですわ!!はぁ～もう言葉に出来ません…
この方は親父さんが転勤族でいろいろな場所で住んでる方でした。
一番長く住んでた場所が大分の佐伯市だったそうで親父さんと蒲江にも釣りに行ったりと大分に思い入れがあるそうです。そして自分が延岡市の北浦町である事を言うとチョット興奮気味でした。
北浦町の事までは存じてなかったのですが延岡市の事も知ってました。終始「懐かしいなぁ～」と言ってました。何せ高校生の一番青春の時を佐伯市で過ごしているのですから…
楽しい思い出しかないはずです。
これもまた何かの縁でしょうね…

そして、神戸で昼食の後は岡山の陶芸家さんのもとへ11年前の約束を果たしに…
11年前、当時私は19才です。知り合いの紹介でこの方と知り合いました。彼は自分より年が一つ上の駆け出しの陶芸家さんです。
お互いに同じ作るという事でいろんな話を２人でお酒を飲みながら語ってました。
そこで私は言いました。「細川さん、自分は30才で店出すからその時は器こさえてね」と…
あれから11年過ぎました…
いま、自分は31才です…当時、約束した年から一年過ぎてます。まぁ色々あり一年過ぎたのですが…
本当にこの日が来るとは彼も思ってなかったでしょうね…

彼に会えるのが楽しみです。
今宵は昔話に花を咲かせながら一献かわしましょう、まぁ彼がこの約束を覚えているかは分かりませんが(笑)